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【操作説明】F4:全点照合(設定)

 「F4:全点照合」の前に、まずは処理についての設定を行っていただく必要があります。
すいすいアプリのメニューから「F4:全点照合」の「設定」をタップしてください。
ここでは全点照合を行う実施する際の設定と、履歴情報のファイル出力設定が行えます。

「F4:全点照合 設定」画面からメニューに戻るには、端末の戻るキーをタップ/ジェスチャーしてください。

同じ照合元が読み取られた時に確認画面を表示

この設定は、照合時ではなく、照合グループを作成する際に使われる設定です。
照合グループに照合元となる商品のバーコードを複数追加していくわけですが、同じ商品を2つ登録したい場合があると思います。その際は同じ商品のバーコードを2回読み取って、照合元に同じものを2つ登録するのですが、その際に確認画面を表示するか否かの設定がこれです。確認画面を表示することにより、誤った2度読みなのか、正しい2度読みなのかを確認することができます。デフォルトは有効になっています。

照合元一覧と順番が異なる場合はエラー画面を表示

この設定は、照合時に使われる設定です。
この設定を有効にすると、照合時において、照合グループ作成の際に読み取った順序と同じ順序で読み取らせることができます。異なる順序で読み取った場合、エラーが表示され、継続することができません。この設定を無効にすると、照合時は好きな順序で読み取ることができます。デフォルトは無効になっています。

履歴出力

「F4:全点照合」の履歴出力は、照合完了か照合中止の段階で、テキストファイルへ直接出力されます。

照合グループに含まれる全ての商品の読取結果(OK/NG)がシステム日付毎のファイルに追記出力されます。

出力項目は固定で、「照合グループ名」、「照合開始バーコード」、「商品名」、「照合元バーコード」、「読取結果(OK/NG)」、「読取日時」です。

履歴出力を行う場合は、有効にしてください。


出力フォルダ表示エリアをタップして、出力フォルダを必ず指定してください。
ファイル名先頭付加文字列は、出力時にファイル名の先頭に付加されます。デフォルト値は"SUISUI_F4_"です。
ここで設定した文字列のあとに"yyyyMMdd.txt"(yyyyMMddはシステム日付)が付加されたファイル名で出力されます。

出力形式について

 ファイルに出力される内容について以下の設定が可能です。必要に応じて設定を変更してください。
文字エンコーディング
 「UTF-8」か「Shift-JIS」が選べます。
行区切り文字(改行文字)
 「CR(0x0D)+LF(Ox0A」か「CR(0x0D)」か「LF(0x0A)」が選べます。
項目区切り文字
 COMMA(カンマ)かTAB(タブ文字)が選べます。
項目をダブルクォーテーションで囲む
 出力項目内に、上記で設定した項目区切り文字を含む可能性があるのであれば、有効にする必要があるかも知れません。ご理解の上でご使用ください。

抜出条件

抜出条件を指定すると、該当する条件のバーコードが読まれた場合に、抜き出した値を読取値として処理を実行します。
バーコードの一部が商品コードであるなど、特殊なフォーマットを持つバーコードの照合に対応します。

抜出条件は「GS1-128抜出」→「条件1」→「条件2」→「条件3」→「条件4」→「条件5」の順に条件を評価します。ある条件に該当した場合、以降の条件は無効となります。

GS1-128抜出

GS1-128は国際規格にのっとったバーコードシンボルです。 バーコードの下の目視文字が
"(01)12345678901231(17)250307(30)1000(10)ABCDEF"
のようにカッコつきで印字されているものになります。詳細はGS1のホームページなどをご覧ください。

「GS1-128抜出」が有効になっていると、GS1-128であるか否かを以下の内容でチェックします。

内蔵カメラでGS1-128を読み取ると、先頭に"]C1"が自動で付加されますので、これを見て判断します。Bluetooth(SPP)デバイスやBluetooth(HID)デバイスの場合も、この値が付加されていれば、これを見て判断します(自動的にこの値を送信するデバイス、設定が行えるデバイス、設定が行えないデバイスがございます)。先頭が"]C1"でGS1-128として不適合と判断した場合、空の値が返却されます。その場合は正しいGS1-128かどうかご確認ください。

先頭が"]C1"でない場合は、GS1-128として解析してみて、GS1-128として適合と判断した場合は値が返されます。不適合と判断した場合は、条件1の評価に進みます。

GS1-128には可変長項目があり、その区切り文字としての役割を果たすFNC1があります。内蔵カメラで読み取ると、FNC1はGS(グループセパレータ:0x1D)で返されるため、GSをセパレータとして解析します。Bluetooth(SPP)デバイスの場合もこの値が含まれていれば、これを見て判断します(自動的にこの値を送信するデバイス、設定が行えるデバイス、設定が行えないデバイスがございます)。Bluetooth(HID)デバイスの場合は、HIDの仕様上、GSを受け取れませんので、FNC1は"@"(アットマーク)に変換して送信するように設定してください。設定が行えないデバイスは可変長項目を含むGS1-128の読み取りには対応できません。

GS1-128の抜出を有効にすると、その下にオプション設定が表示されます。オプション設定は一つ以上は必ず設定が必要です。

GTIN(01)または(02)を抜出

AI(アプリケーション識別子)が01か02の項目があれば抜き出します。抜き出される値にAIは含まれません。
"(01)12345678901231(17)250307(30)1000(10)ABCDEF"
を例にすると、抜き出される値は"12345678901231"の14桁となります。

ロット番号(10)を抜出

AIが10の項目があれば抜き出します。抜き出される値にAIは含まれません。
"(01)12345678901231(17)250307(30)1000(10)ABCDEF"
を例にすると、抜き出される値は"ABCDEF"となります。ロット番号の桁数は可変長です。

保証期限日(17)を抜出

AIが17の項目があれば抜き出します。抜き出される値にAIは含まれません。
"(01)12345678901231(17)250307(30)1000(10)ABCDEF"
を例にすると、抜き出される値は"250307"の6桁となります。

数量(30)または(37)を抜出

AIが30か37の項目があれば抜き出します。抜き出される値にAIは含まれません。
"(01)12345678901231(17)250307(30)1000(10)ABCDEF"
を例にすると、抜き出される値は"1000"となります。数量の桁数は可変長です。

複数のオプション設定が有効となっている場合、バーコード内の順番に従って、値が連結されて返されます。
"(01)12345678901231(17)250307(30)1000(10)ABCDEF"
を例にすると、GTINである01とロット番号である10を有効にしている場合、
返される値は"12345678901231ABCDEF"となります。

条件1~条件5

条件1~条件5までの設定方法は同じです。

区切り文字で分割して取得

「区切り文字で分割して取得」を有効にすると、設定した区切り文字で読取バーコードを分割して、項目番号で指定した位置の値を取得します。ここで取得された値は読み取り値におきかわり、以下の「指定箇所を抜出」の対象値となります。 読み取られたバーコードが "20022833,67890,ABCDE"
だった場合を例にすると、「区切り文字」が「,(0x2C)」で「項目番号」を「1」に指定すると、所得される値は"20022833"となります。

指定箇所を抜出

「指定箇所を抜出」を有効にすると、指定した長さで、指定した先頭文字列を持つバーコードが読み取られた場合、指定した開始位置から指定した桁数を抜きだします。
読み取られたバーコードが "1012345678901ABCDEFG"
だった場合を例にすると、「長さ」が「20」で「先頭文字列」が「10」、「開始位置」を「3」、「桁数」を「11」と指定すると、抜き出される値は"12345678901"となります。

先頭文字列は任意設定です。必要なければブランク(空文字)としてください。その場合は長さだけで判定します。
複数の条件を指定する場合は「10,20」のように、半角カンマ区切りで指定してください。「10,20」と指定した場合は先頭が10または20で始まるものだけが対象となります。

※この機能はVer1.2.7で実装したものです。

照合済み商品の再照合を許可

この設定を有効にすると、照合済みの商品の再照合を何度でも行えます。また一覧の右側に照合件数が表示されます。
※この機能はVer1.2.5で実装したものです。

照合エラー時にNGマークを表示

これは照合エラー時にNGマークを表示するか否かの設定です。
※この機能はVer1.2.6で実装したものです。

レシート印刷

 Bluetoothで接続されたレシートプリンタで、照合状況をレシート印刷することができます。レシート印刷を行う場合は有効にしてください。設定項目が1つ表示されます。

アプリをインストール後、初めてこのスイッチをONにする場合

 Bluetoothは勝手に使えないことになっているので、「Bluetoothをアプリで使っていいですよ」と許可していただく必要があります。Bluetoothレシートプリンタを使うのであれば許可をタップしてください。許可しないをタップすると、レシートプリンタは使えません。

デバイス選択

 印刷に使用するBluetoothレシートプリンタデバイスを選択します。

スター精密製の「mC-Print3(MCP31LB)」のみに対応しています。80mmのサーマルレシート用紙をご使用ください。その他のプリンタには対応していませんので、型番違いなどにも十分ご注意ください。
「mC-Print3(MCP31LB)」が販売されているサイト https://store.shopping.yahoo.co.jp/jumboshop/mcp31lbwtjp.html

スマホによってはペアリングや印刷ができない可能性もあります。プリンタの購入は自己責任でお願いします。

ここではペアリング済みのデバイスしか表示されません。事前にペアリングしてください。「mC-Print3(MCP31LB)」のペアリング方法は以下のサイトの「Androidからの接続」をご覧ください。
https://www.star-m.jp/products/s_print/mcprint3/manual/ja/settings/Pairing.htm


表示エリア(下記の画像では"(デバイス未選択)"とその周辺)をタップすると設定ダイアログ画面が表示されます。
デバイス名とBluetoothアドレスが表示されますので、デバイス(mC-Print3)を選択して、[OK]をタップしてください。
元の画面にデバイス名とBluetoothアドレスが表示されたら設定終了です。
※上記説明画像ではセキュリティの観点からBluetoothアドレスを塗り潰しています。

※この機能はVer1.2.8で実装したものです。

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