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【操作説明】F3:一覧照合(設定)

 「F3:一覧照合」の前に、まずは処理についての設定を行っていただく必要があります。
すいすいアプリのメニューから「F3:一覧照合」の「設定」をタップしてください。
ここでは接続先PC情報と商品一覧ファイルのフォーマットと数量入力についての設定が行えます。

「F3:一覧照合 設定」画面からメニューに戻るには、端末の戻るキーをタップ/ジェスチャーしてください。

接続先PC情報

「F3:一覧照合」を実行するには、PC側に「SUISUI_SERVER(PC側連携アプリ)」が必要で、連携して処理が行われます。ここではその「SUISUI_SERVER」が動作しているPCのIPアドレスとポート番号を設定します。
ここで設定するIPアドレスとポート番号はPC側の「SUISUI_SERVER」画面に表示されているものと同じ値を設定します。 画面上にも記載していますが、これらの設定はPC側の画面上に表示された設定QRコードを読み取ることにより自動的に設定が可能です(「F3:一覧照合」実行画面に[設定QR読取]アイコンがあります)。本設定は設定QRが読み取れない場合の手動設定や、設定内容の確認にご使用いただけます。

商品一覧ファイルフォーマット

「F3:一覧照合」ではPCフォルダ上に配置された「商品一覧ファイル(CSVファイル)」を取り込み、その情報を元に一覧照合作業を行います。ここではそのファイルフォーマットについての設定を事前に行っておく必要があります。

項目番号は、値かその周囲をタップしていただければダイアログ画面が表示され、選択が可能となります。

CSVファイルはカンマ区切りファイルです。項目値中にカンマを含む場合は、その値をダブルクォーテーションで囲んでください。

文字エンコーディング

 「UTF-8」と「Shift-JIS」に対応しており選択が可能です。一度実行してみて文字化けするようならば、この値が間違っている可能性があります。

項目番号

 「バーコード」と「商品名」と「商品付属情報」と「商品数」をそれぞれ左から何番目の列から取り込むかを設定します。
設定が必須なものは「バーコード」です。 原則として「バーコード」はユニークなものを想定しています。同じ「バーコード」値が含まれる場合、処理が正常に行えない場合があります。

「商品名」や「商品付属情報」は商品の情報として表示されるものなので作業する人が商品を判断できるものを指定してください。「なし」に設定すると表示がブランクになります。

「商品数」には数量として有効な値を持つ列を指定してください。数値に変換できない場合、正常な動作が行えません。「なし」に設定すると数量が1として処理が行われます。
上記の設定では、以下のようなイメージで値を抜き出します。
  • 緑(バーコード:項目番号 = 5)
  • 青(商品名:項目番号 = 2)
  • 茶(商品付属情報:項目番号 = 6)
  • 赤(商品数:項目番号 = 3)


Ver1.1.8において、商品付属情報を4項目に拡張しました。

「商品付属情報」項目設定を1~4までの4つに拡張しました。設定された項目は順番に改行で区切って、商品付属情報として表示されます。



Ver1.1.15において、1~4つのバーコードでの照合に対応しました。

「バーコード(必須)」のみで照合する以外に、「バーコード(必須)」+シリアル番号で照合しなければならないような場合に対応できます。
次のパターンの照合に対応できるようになりました。
  • 「バーコード(必須)」と「補助バーコード1」の2つで商品を特定する場合には「補助バーコード1」を項目番号設定します。
  • 「バーコード(必須)」と「補助バーコード1」と「補助バーコード2」の3つで商品を特定する場合には「補助バーコード1」と「補助バーコード2」を項目番号設定します。
  • 「バーコード(必須)」と「補助バーコード1」と「補助バーコード2」と「補助バーコード3」の4つで商品を特定する場合には「補助バーコード1」と「補助バーコード2」と「補助バーコード3」を項目番号設定します。


次の条件があります。
  • 「補助バーコード3」をセットする場合、「補助バーコード2」がセットされている必要があります。
  • 「補助バーコード2」をセットする場合、「補助バーコード1」がセットされている必要があります。
  • 商品が異なる場合、「補助バーコード1」~「補助バーコード3」のセット状況が異なっていても問題ありません。
  • 商品が同じ場合、「補助バーコード1」~「補助バーコード3」のセット状況が同一である必要があります。


例)

下記のように「バーコード(必須)」と「補助バーコード1」と「補助バーコード2」と「補助バーコード3」をセットすると、

商品A,barcodeA,subbarcode1A10,subbarcode2A20,subbarcode3A30
商品A,barcodeA,subbarcode1A10,subbarcode2A20,subbarcode3A31
商品A,barcodeA,subbarcode1A10,subbarcode2A20,subbarcode3A32
商品A,barcodeA,subbarcode1A10,subbarcode2A30,subbarcode3A40
商品B,barcodeB,subbarcode1B10,subbarcode2B21,
商品B,barcodeB,subbarcode1B10,subbarcode2B22,
商品C,barcodeC,subbarcode1C10,,
商品C,barcodeC,subbarcode1C10,,
商品D,barcodeD,,,
  • 商品Aは4つのバーコードで商品が特定されます。
  • 商品Bは3つのバーコードで商品が特定されます。
  • 商品Cは2つのバーコードで商品が特定されます。
  • 商品Dは1つのバーコードで商品が特定されます。


各「見出し」は読み取り指示の際に表示されます。

Ver1.2.11で、補助バーコード専用の抜出条件が実装されました。ただし「GS1-128抜出」には対応しておりません。また「長さ」と「先頭文字列」の設定はありません。

数量入力

入力方式

 「インクリメント」か「追加」か「上書き」の選択が可能です。それぞれ操作は以下のようになります。作業に適切な設定で運用してください。
インクリメント
 該当する商品が一覧に見えるように表示され、作業済み数が1インクリメントされます。左側の数字のうち、下が商品一覧ファイルの商品数で、上が作業済み数です。
追加
 数量入力画面が「追加数量」入力モードで表示されます。下の例の商品は100個中の1個が作業済み(商品数が 1 / 100 と表示されている)で、ここで追加数量15個で登録すると、作業済み数が16個となります。
該当する商品が一覧に見えるように表示されます。
上書き
 数量入力画面が「上書き数量」入力モードで表示されます。下の例の商品は100個中の16個が作業済み(商品数が 16 / 100 と表示されている)で、ここで上書き数量20個で登録すると、作業済み数が20個となります。
該当する商品が一覧に見えるように表示されます。

数量オーバーを許可

 作業済み数が商品一覧ファイルの商品数をオーバーすることを受け入れて良いか否かを設定します。この設定をONにすると、数量入力時に数量オーバーする際は確認画面が表示され、処理の継続が可能となります。その場合、商品一覧ファイルの商品数1に対して、作業済み数として2が登録されるといったようなことが発生します。

バーコード読取無しでの編集を許可

 この設定をONにすると、商品一覧の商品をタップすることにより、バーコード読取を行うことなく数量入力画面が表示され、数量の訂正が行えるようになります。

抜出条件

抜出条件を指定すると、該当する条件のバーコードが読まれた場合に、抜き出した値を読取値として処理を実行します。
バーコードの一部が商品コードであるなど、特殊なフォーマットを持つバーコードの照合に対応します。

抜出条件は「GS1-128抜出」→「条件1」→「条件2」→「条件3」→「条件4」→「条件5」の順に条件を評価します。ある条件に該当した場合、以降の条件は無効となります。

「GS1-128抜出」と「条件1」~「条件5」の抜出条件は補助バーコードには適用されません。補助バーコードは専用の抜出条件を設定してください。なお、補助バーコード専用の抜出条件には、「GS1-128抜出」には対応しておりません。また「長さ」と「先頭文字列」の設定はありません。※Ver1.2.11以降。

GS1-128抜出

GS1-128は国際規格にのっとったバーコードシンボルです。 バーコードの下の目視文字が
"(01)12345678901231(17)250307(30)1000(10)ABCDEF"
のようにカッコつきで印字されているものになります。詳細はGS1のホームページなどをご覧ください。

「GS1-128抜出」が有効になっていると、GS1-128であるか否かを以下の内容でチェックします。

内蔵カメラでGS1-128を読み取ると、先頭に"]C1"が自動で付加されますので、これを見て判断します。Bluetooth(SPP)デバイスやBluetooth(HID)デバイスの場合も、この値が付加されていれば、これを見て判断します(自動的にこの値を送信するデバイス、設定が行えるデバイス、設定が行えないデバイスがございます)。先頭が"]C1"でGS1-128として不適合と判断した場合、空の値が返却されます。その場合は正しいGS1-128かどうかご確認ください。

先頭が"]C1"でない場合は、GS1-128として解析してみて、GS1-128として適合と判断した場合は値が返されます。不適合と判断した場合は、条件1の評価に進みます。

GS1-128には可変長項目があり、その区切り文字としての役割を果たすFNC1があります。内蔵カメラで読み取ると、FNC1はGS(グループセパレータ:0x1D)で返されるため、GSをセパレータとして解析します。Bluetooth(SPP)デバイスの場合もこの値が含まれていれば、これを見て判断します(自動的にこの値を送信するデバイス、設定が行えるデバイス、設定が行えないデバイスがございます)。Bluetooth(HID)デバイスの場合は、HIDの仕様上、GSを受け取れませんので、FNC1は"@"(アットマーク)に変換して送信するように設定してください。設定が行えないデバイスは可変長項目を含むGS1-128の読み取りには対応できません。

GS1-128の抜出を有効にすると、その下にオプション設定が表示されます。オプション設定は一つ以上は必ず設定が必要です。

GTIN(01)または(02)を抜出

AI(アプリケーション識別子)が01か02の項目があれば抜き出します。抜き出される値にAIは含まれません。
"(01)12345678901231(17)250307(30)1000(10)ABCDEF"
を例にすると、抜き出される値は"12345678901231"の14桁となります。

ロット番号(10)を抜出

AIが10の項目があれば抜き出します。抜き出される値にAIは含まれません。
"(01)12345678901231(17)250307(30)1000(10)ABCDEF"
を例にすると、抜き出される値は"ABCDEF"となります。ロット番号の桁数は可変長です。

保証期限日(17)を抜出

AIが17の項目があれば抜き出します。抜き出される値にAIは含まれません。
"(01)12345678901231(17)250307(30)1000(10)ABCDEF"
を例にすると、抜き出される値は"250307"の6桁となります。

数量(30)または(37)を抜出

AIが30か37の項目があれば抜き出します。抜き出される値にAIは含まれません。
"(01)12345678901231(17)250307(30)1000(10)ABCDEF"
を例にすると、抜き出される値は"1000"となります。数量の桁数は可変長です。

複数のオプション設定が有効となっている場合、バーコード内の順番に従って、値が連結されて返されます。
"(01)12345678901231(17)250307(30)1000(10)ABCDEF"
を例にすると、GTINである01とロット番号である10を有効にしている場合、
返される値は"12345678901231ABCDEF"となります。

条件1~条件5

条件1~条件5までの設定方法は同じです。

区切り文字で分割して取得

「区切り文字で分割して取得」を有効にすると、設定した区切り文字で読取バーコードを分割して、項目番号で指定した位置の値を取得します。ここで取得された値は読み取り値におきかわり、以下の「指定箇所を抜出」の対象値となります。 読み取られたバーコードが "20022833,67890,ABCDE"
だった場合を例にすると、「区切り文字」が「,(0x2C)」で「項目番号」を「1」に指定すると、所得される値は"20022833"となります。

指定箇所を抜出

「指定箇所を抜出」を有効にすると、指定した長さで、指定した先頭文字列を持つバーコードが読み取られた場合、指定した開始位置から指定した桁数を抜きだします。
読み取られたバーコードが "1012345678901ABCDEFG"
だった場合を例にすると、「長さ」が「20」で「先頭文字列」が「10」、「開始位置」を「3」、「桁数」を「11」と指定すると、抜き出される値は"12345678901"となります。

先頭文字列は任意設定です。必要なければブランク(空文字)としてください。その場合は長さだけで判定します。
複数の条件を指定する場合は「10,20」のように、半角カンマ区切りで指定してください。「10,20」と指定した場合は先頭が10または20で始まるものだけが対象となります。

※この機能はVer1.2.7で実装したものです。

照合エラー時にNGマークを表示

これは照合エラー時にNGマークを表示するか否かの設定です。
※この機能はVer1.2.6で実装したものです。

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