
読み取った2つのバーコード(CODE1とCODE2)に含まれる値が同一か否かを判定する処理です。
異物混入や過誤を防止するためにお使いいただけます。ただ読み取った2つのバーコードそのものを照合することもできますが、2つのバーコードの中身を設定条件で抜き出すことが可能ですので、より詳細な照合を行うことができます。例えば、最初に読み取ったバーコード(CODE1)の先頭から5桁を、次に読み取ったバーコード(CODE2)の3桁目から5桁を照合する(最大2箇所)といったことが行えます。照合結果は文字区切りテキストファイルで出力することが可能です。
すいすいアプリのメニューから「F1:抜出照合」をタップしてください。
照合元(CODE1)と照合先(CODE2)の2つのバーコードを読み取って照合し、結果を表示します。
- 設定に従って照合を行います。照合箇所Aと照合箇所Bが設定されていない場合は、読み取ったバーコードそのものを照合します。
- 結果表示後、設定で「1:1」が選択されていれば、照合元(CODE1)の読み取りに戻ります。
- 結果表示後、設定で「1:N」が選択されていれば、照合先(CODE2)の読み取りに戻ります。
1つ前の項目の読み取りに戻る場合や、「F1:抜出照合」画面からメニューに戻るには、端末の戻るキーをタップ/ジェスチャーしてください。
必要に応じて、事前に「F1:抜出照合(設定)」を行ってください。
各読取方法の説明については、「読み取りテスト」をご覧ください。
表示内容
照合OK時と照合NG時の表示イメージをご覧ください。
(a):照合元(CODE1)情報
「CODE1:」には読み取られたバーコードそのものが表示されます。
「照合箇所A」が設定されている場合、「PartA:」として照合箇所AのCODE1で設定された条件で抜き出された値が表示されます。
「照合箇所B」が設定されている場合、「PartB:」として照合箇所BのCODE1で設定された条件で抜き出された値が表示されます。
(b):照合先(CODE2)情報
「CODE2:」には読み取られたバーコードそのものが表示されます。
「照合箇所A」が設定されている場合、「PartA:」として照合箇所AのCODE2で設定された条件で抜き出された値が表示されます。
「照合箇所B」が設定されている場合、「PartB:」として照合箇所BのCODE2で設定された条件で抜き出された値が表示されます。
(c):照合結果
照合した結果が表示されます。
OK時は自動的に1秒後に次の読み取りへ進みますが、NG時はこの照合結果枠内をタップしないと次の読み取りに進めません。戻るキーなども効きません。
(d):履歴件数
履歴件数を表示します。今日の照合件数と、そのうちのNG件数、今日以外も含めた全体の照合件数と、そのうちのNG件数です。
履歴出力方式が自動に設定されている場合、履歴はアプリ内で蓄積しないため、メニューに戻ると履歴件数はクリアーされます。
(e):履歴情報
履歴情報を登録日時と共に表示します。表示内容は(a)と(b)と(c)と同じです。
履歴出力方式が自動に設定されている場合、履歴はアプリ内で蓄積しないため、メニューに戻ると履歴情報はクリアーされます。